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マーソンと寿命。北斗七星を慰労する儀式@Bang Niow-Oct.5 2016

10月5日、夜7時30分から、バーンニャオで北斗七星を慰労する儀式が行われた。道教によれば、北斗七星を介して人間はパワーをいただくことができるんだそうだ。

バーンニャオでは、10月6日朝にマーソンの行進が行われる。北斗七星の儀式はその前日に行われることになっている。この儀式では御札やミサンガのような紐が配られるため、それをいただきに来る人も多い。

プーケットベジタリアンフェスティバル

 

 

 

不思議だったのは、御札を配ったあとにマーソンが赤いインクで信者の額に印を付ける。そのときのお付きの人はインド人のようだった。ここでどうしてインド人がでてくるのか謎!

赤いインクを第3の目に落とす
赤いインクを第3の目に落とす

最後にマーソンと寿命。マーソンになっている人たちは本当は死んでいるといわれている。マーソンになることで、今も生きていることができる、ということらしい。

だから、過酷な修業を課せられるのだろうか?今日はお経が終わったあと、斧を振りかざして、自分の背中を傷つけるという恐ろしい修業が行われた。ある一人のマーソンは自分の舌を刀でずっと傷つけていた。あまりに近くでやっていたため、凝視することはできなかった。

斧を自分の背中に振りかざす
斧を自分の背中に振りかざす
自分の舌を刀で傷つけるマーソン
自分の舌を刀で傷つけるマーソン

 

九皇大帝はどこにいる?-ベジタリアンフェスティバルの不思議

プーケットの九皇大帝を祀る中国寺では、ベジタリアンフェスティバルの準備が始まっています。ベジタリアンフェスティバルは神格化された北斗九星「九皇(キューオーン)大帝」のお祭りです。

九皇大帝をお迎えする部屋。@Tha Rua shrine
九皇大帝をお迎えする部屋。@Tha Rua shrine

つい先日知ったのですが、プーケットでは、九皇大帝のイメージ(像)は存在しないんだそうです。寺にもよりますが、有名なタウンのJui Tui shrine(チュイトゥイ寺)やBang Neaw shrine(バンニャオ寺)、タランにあるTha Rua Shrine(タールア)では九皇大帝の部屋があります。

その扉は通常は閉められていて、祭りの初日に開けられ、祭りの期間中だけ開けられます。それではその部屋のなかにはいったいなにがあるのでしょうか?

プーケット・ベジタリアン・フェスティバル
九皇大帝が祭り中、乗るための神輿。@Bang Neaw

他の神様の像は寺のなかにもたくさん安置されていますが、なぜ、九皇大帝はスピリットのみなのでしょうね。

ここで、九皇大帝という神様について調べてみました。

東南アジアの華僑たちに信仰されている神。「九皇爺」、「九斗氏」、「九皇大帝」とも呼ばれる。

神話では天老か導母の九人の息子で、北極星に位置する天老の周りをめぐる九つの星は九皇だとされる。

漢代の説話では、五斗米道の祖である張道陵が皇帝から厄落しを命じられて壺に封印した九つの悪霊が九皇だとされる。

また明代の説話では、九皇は明皇帝の九番目の息子の九代後の子孫であるという。

各地の港町には年に一度だけ九皇が訪れるとされる。

別の説によれば逃げ出した明皇帝の息子を救った九人兄弟の霊が、九つの香炉に入って海を漂っているのだという。(http://home.att.ne.jp/gamma/dug/sinmei/ki.htmより)

お祭りがスーパーナチュラルな世界にあるように、やはり神様もミステリアスな伝説をもっているようです。

@チュイトゥイ寺。氏子もお祭りの準備です。
@チュイトゥイ寺。氏子もお祭りの準備です。