マーソン行進の儀式-その始まりと終わり@Ban Tha Rue

9月28日はタランにあるタールア寺に、この祭りの最も象徴的な【マーソンの行進-The Eiew-Keng Ceremony】が行われということで早朝から出かけた。この儀式は九皇大帝とその他の神々が人々に祝福を与えるために行われる。マーソンは苦行のために頬に金串などを刺して行進する。

早朝のタールア。
早朝のタールア。

タールアはチュイトゥイやカトゥ、バー二アオと並ぶ歴史ある寺で、【保生大帝】-医者の神様を主神としている。そのため、医者の寄進も多く、大理石で作られた、プーケット一、豪華な寺でもある。空港からタウン方面に向かう道沿いにある立派な風貌は一際目を引く。

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マーソンにそれぞれの神様が降りると、衣装が着用される。

TATのスケジュール表では儀式は午前7時ということだったが、到着したのは午前6時過ぎ。すでに、寺にはたくさんの信者が集まり、寺のなかではマーソンたちに神様を降ろす儀式が始まっていた。椅子に腰掛けて小刻みに身体を震わせているマーソンたち、なかには吐瀉物はでないが、ゲエゲエしているマーソンもいる。 続きを読む マーソン行進の儀式-その始まりと終わり@Ban Tha Rue

【熱湯の行】@Naka Shrine

9月27日。今日はチェオファウエスト通りのウイークエンドマーケットより、1本シャロン寄りの通りにあるナカ寺で【熱湯をかぶる行】というのがあるというので行ってみた。

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寺の前にはすでにふたつの大きな中華鍋があった。カレーの香りがする。熱せられたごま油の鍋から匂ってくるようだ。これは後で治療薬として、信者に配られるという。もうひとつの鍋は湯、グラグラとし始めているところだ。 続きを読む 【熱湯の行】@Naka Shrine

暑い一日の終わり。生と死を司る神様のお迎え@Kathu

9月26日。今日はカトゥ寺で生を司る’Lam Tao’ 死を司る’  Pak Tao’の儀式をメインに見に行ってみた。ちなみにベジタリアン・フェスティバルを執り行うメインの4社は、チュイトゥイ、バンニアオ、タールアそしてカトゥ寺で、カトゥが一番古い。

カトゥ寺の中。正面は王皇大帝を祀る祭壇
カトゥ寺の中。正面は王皇大帝を祀る祭壇

今年TATが配布しているベジタリアン・フェスティバルガイドブックに掲載されている中国寺はなんと20社。各寺で儀式を見ることができるが、どこに行くか迷うときは、この4社を頭に入れておくといいと思う。

そしてカトゥは錫の採掘で栄えた時代に、いちばん最初にできた町ともいわれているが、現在ではタウンからははずれにあるため、チュイトゥイ寺やバン二アオ寺に比べて人出も圧倒的に少なく、寺の外観も地味。だが、歴史もある寺であり、いろいろな儀式も見やすいという利点もあるのだ。

26日は午後から以下のような儀式が催された。 続きを読む 暑い一日の終わり。生と死を司る神様のお迎え@Kathu

ベジタリアンフェスティバルのお楽しみ-お菓子編

OLYMPUS DIGITAL CAMERA写真右が【カノムピィヤトート】。日本のお焼きのようで、カリカリに焼かれた薄皮の下に、小豆のあん、タロイモ、大豆のあん入りがあります。

ベジタリアンフェスティバルのお楽しみは、この期間限定で出される食べ物やお菓子を食べること。もちろん信者は10日間、菜食を通すのでお楽しみとはいえませんが。数ある屋台でもやっぱり行列ができる店というのがあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAこの店は普段はタウンのタラートヤイ(市場)の薬局の店先で販売。大人気で午前中に行かないと売り切れのため、なかなか食べることができません。わたしたちは【幻の菓子】と呼んでいます。

1個10バーツ。あんこOLYMPUS DIGITAL CAMERAもたっぷり入っています。箱買いしてる人が大半。私が行ったときもすでに5人ぐらいが待ち。二人が黙々と焼いて、後方で二人がアンをのせる作業をしています。場所はチュイトゥイ寺そばの屋台。カジョン寺(タイ寺)の門のそばです。

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チュイトゥイ前の屋台。日中はまだまだ空き空き。

マーソンの仕事@ベジタリアンフェスティバル

P1016209病気やケガをした人がマーソンのもとにやって来ます。初日にも二人見かけました。串刺しして、恐ろしい姿ばかりが印象的ですが、こんなこともやっています。治療というよりは厄除けでしょうか。

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そして、儀式が終われば、衣装を旗に巻きつけて、まるで剣道の練習帰りかのよう。ごくごく普通の人達に戻っていました。
バニヤン寺にて。

九皇大帝降臨@サパンヒン

OLYMPUS DIGITAL CAMERA23日、午後9時。まずは東南アジアでは道教の最高神といわれる【玉皇大帝】をお迎えする儀式が行われた。

境内に立てられたポールに降りてくるとのこと。あたりにはトランス状態になりそうな鐘?の音が鳴り始め、ずーっとその音が反復されている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA鐘はインドを思わせる音でもあり、マーソンたちはポールの下に集まり、信者たちは腰をかがめて手を合わせ、【玉皇大帝】をお迎え。その敬虔な態度と空気に圧倒された。


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神様をお迎えするポールに金箔貼り@ベジタリアンフェスティバル

神様をお迎えするために立てるポール(竹)に緊迫をつける
神様をお迎えするために立てるポール(竹)に緊迫をつける

9月23日、キンジェー(ベジタリアン・フェスティバル)が今日の夜中から始まります。

チュイトゥイ寺ではメインの神様である九皇大帝をおお迎えする儀式が午後5時9分から行われます。

儀式はコテンランタンポールといわれ、とても長い2本の竿が建てられ、その上の方に、神様が宿るように9つのランタンが吊るされのだそう。

この竿は上げられるまでの数日間の間に信者によって、金箔がはられます。途中には色とりどりの毛糸がまかれ、そこにも金箔がはられていました。

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私たちはチュイトゥイは混雑するので、午前中に金箔を貼りに行きました。金箔はなんと10枚もあり、大判振舞い!手や顔に金箔がついて、貼っていた人々みんな、ラッキーな感じです!

 

プーケット【ハングリーゴースト-Sart Duan Sib】@カジョン寺

【サートドゥアンシップ】は南タイのお祭り

サート ドゥアンシッブ プーケット
ピープレーとよばれるハングリーゴースト

【サート ドゥアン シッブ】は南タイの仏教徒のお祭りです。プーケットではタウンのタイ航空のそばにあるWat Kajonrangsanで行われます。

発祥は南部のナコンシータマラート。写真の妖怪チックな張り子たちはプレーと呼ばれる、ハングリーゴーストです。

この霊は前世で悪いことをしたため、背が高くて痩せていて、口が小さく、食べ物が食べられません。祭りの期間はプレーたちは地上に現れ、供養にお菓子を供えてもらえるので、食べることができます。

親たちは悪いことをするとプレーのようになるぞ!とこどもたちを戒めます。
Sart Duan Sib Phuket祭りのメインの日は、偶然にもベジタリアンフェスティバルの初日と重なっています。

この祭りが見られるカジョン寺はベジタリアンフェスティバルで賑やかなチュイトゥイ神社のそば。

今年は9月23日。朝からお供えのお菓子を持って人々がたくさん、寺を訪れます。

9月18日【寺を清める】。ベジタリアンフェスティバル5日前の儀式

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もう、街中は黄色い旗だらけだ。ベジタリアンフェスティバルは23日から始まるが、やはりその前には寺をきれいにしたり、祭りのメインの神様である九皇大帝をお迎えするにあたって、迎えるための儀式Pung-Eiewというのがある。

junbi在住歴はかなりだが、そんな儀式があるとは、初めて知った。たまたまちょっと前にタウンの中国寺チュイトゥイを訪ねたときに知ることができたのだ。

18日は午前7時から寺の掃除が行われた。私たちは夕方行ったのだが、すべてがきれいに磨きぬかれ、燭台などもピカピカになり、たくさんのろうそくが灯されていた。

piti-5 OLYMPUS DIGITAL CAMERAいくつかの神様たちは外にだされ、祀られていた。祭りが始まると一番混む寺だが、この日はまだ人もそんな多くなかった。そういうときに、跪いてお祈りする姿を見ると、なんか感動してしまう。その姿はとても美しく見えるのだ。

ところでチュイトゥイでは【ベジタリアン・フェスティバルハンドブック】を制作。期間中の儀式の時間や、マーソン(神が入る人)の行進ルートなどもかかれ、ずいぶんと便利になったものだ。 続きを読む 9月18日【寺を清める】。ベジタリアンフェスティバル5日前の儀式

九皇大帝はどこにいる?-ベジタリアンフェスティバルの不思議

プーケットの九皇大帝を祀る中国寺では、ベジタリアンフェスティバルの準備が始まっています。ベジタリアンフェスティバルは神格化された北斗九星「九皇(キューオーン)大帝」のお祭りです。

九皇大帝をお迎えする部屋。@Tha Rua shrine
九皇大帝をお迎えする部屋。@Tha Rua shrine

つい先日知ったのですが、プーケットでは、九皇大帝のイメージ(像)は存在しないんだそうです。寺にもよりますが、有名なタウンのJui Tui shrine(チュイトゥイ寺)やBang Neaw shrine(バンニャオ寺)、タランにあるTha Rua Shrine(タールア)では九皇大帝の部屋があります。

その扉は通常は閉められていて、祭りの初日に開けられ、祭りの期間中だけ開けられます。それではその部屋のなかにはいったいなにがあるのでしょうか?

プーケット・ベジタリアン・フェスティバル
九皇大帝が祭り中、乗るための神輿。@Bang Neaw

他の神様の像は寺のなかにもたくさん安置されていますが、なぜ、九皇大帝はスピリットのみなのでしょうね。

ここで、九皇大帝という神様について調べてみました。

東南アジアの華僑たちに信仰されている神。「九皇爺」、「九斗氏」、「九皇大帝」とも呼ばれる。

神話では天老か導母の九人の息子で、北極星に位置する天老の周りをめぐる九つの星は九皇だとされる。

漢代の説話では、五斗米道の祖である張道陵が皇帝から厄落しを命じられて壺に封印した九つの悪霊が九皇だとされる。

また明代の説話では、九皇は明皇帝の九番目の息子の九代後の子孫であるという。

各地の港町には年に一度だけ九皇が訪れるとされる。

別の説によれば逃げ出した明皇帝の息子を救った九人兄弟の霊が、九つの香炉に入って海を漂っているのだという。(http://home.att.ne.jp/gamma/dug/sinmei/ki.htmより)

お祭りがスーパーナチュラルな世界にあるように、やはり神様もミステリアスな伝説をもっているようです。

@チュイトゥイ寺。氏子もお祭りの準備です。
@チュイトゥイ寺。氏子もお祭りの準備です。