10月8日はカトゥ寺のマーソンの行列。行列儀式の最後を飾ります。カトゥはこのお祭りの発祥といわれ、祭りの儀式はすべてオリジナルにのっとって行うという意識をもつ寺です。
そのため、明日の行列ではサパンヒンに行ってまた儀式を行いますが、通常サパンヒンの中国寺前で他の寺が行うのに対し、元々サパンヒンの寺があった場所でやるんだそうです。つまり、今のサパンヒンの中国寺は昔の場所から移されているんだそう。
明日の行列の前に本日の夜は【北斗七星を慰労する儀式】。道教では北斗七星を介して人間はパワーを与えられるという信仰があります。その北斗七星をもてなし、そして最後にやぐらの上から御札がばらまかれ、それを得るためにたくさんの人が集まります。

さて、メインの配るときになったら、すごい風が吹き、御札はひらひら風に流され、予測不可能な場所に落ちます。私たちも残念ながらいただくことはできませんでした。そしてさらにびっくりなのは、このやぐら、儀式の流れの中で、最後にはたたまれてなにもなくなったことです。
御札はもらえなくても、寺の中ではマーソンが祝福タイムで信者の頭を黒い旗でなでてくれました。



明日はカトゥを6時30分に行列が出発します。